車の運転が下手な人の5つの特徴【その運転危ないですよ?】

車の運転が下手な人の5つの特徴【その運転危ないですよ?】


 皆さん一度は「この人、車の運転下手だなぁ…」と感じたことがあることでしょう。
私は昔から車酔いをしやすいため、今でも運転が下手な人車に乗ると酔ってしまうことがあります。

今回は、無事故無違反の私、「そらねこ」が【車の運転が下手な人の5つの特徴】について書いていこうと思います!

なかなか指摘されることのない車の運転ですが、
この記事を読めば、気づかなかった自分の特徴に気づいて運転が上手くなるかもしれません!
これから免許を取るという人にもおすすめです!

ブレーキの使い方が悪い

かなりの人に当てはまる話ですが、ブレーキの使い方が悪い人多いです。

さて、ここで○×クイズです!

Q:走行中交差点にさしかかって、既に赤信号が見えている状況なのでブレーキを踏んで止まる。

答えは…… × です!!

なぜかというと、ブレーキを踏む前にアクセルを離して減速することが大切だからです。

スピードを落とす際にはブレーキを踏みますが、アクセルを離すことでもスピードを落とすことは可能なのです。

高速道路での運転を想像していただくとわかりやすいですが、高速走行中に減速しようとしてブレーキをすぐに踏みますか?
おそらく踏まないでしょう。スピードの出ている状況でブレーキを踏んでしまうと急な減速になってしまい、ショックや後続車への危険が及びます。
ゆっくりアクセルを離すことで、十分にスピードは落ちると思います。

普段の街乗りでも同様で、ブレーキを踏む前にアクセルを離してある程度減速することが大切です。
車や乗っている人へのショックも少ないですし、ブレーキパッドも減りにくくなります。

マニュアル(MT)車に乗っている方はエンジンブレーキを利かせるという意識があるため、上記のような運転ができている場合が多いと思います。
オートマ限定免許やマニュアル(MT)車に乗る人が少なくなった現在、エンジンブレーキの存在が薄れていますが、オートマ車でもエンジンブレーキは利きますし、何よりアクセルを離すことで加速がなくなり減速していきます。

運転の下手な人の特徴 続いては、

アクセルの使い方が悪い

ブレーキときたらアクセルです!
これも当てはまる人が多い特徴ですが、アクセルの使い方は車の運転が下手な人と上手い人の大きな違いです。

さて、ここで○×クイズです!

Q:赤信号で停車中、信号が青に変わったのでアクセルを踏む

答えは…… × です!!

「えっ?」と思う方もいるかもしれませんが、正確には × といった方が良いでしょうか。

早速解説していくと、

オートマ車であれば、ブレーキを離してクリープ現象で車が動き出すのを待ってからアクセルを踏むのが正解です。

クリープ現象が何か忘れてしまったという方やこれから免許を取る方向けに簡単に説明すると、

ギアがP(パーキング)やN(ニュートラル)以外の場合に、アクセルを踏まなくてもブレーキを離すことで車が動くことです。時速数キロほどのスピードで車両が動くことをクリープ現象と呼びます。

なぜ、クリープ現象で車が動き出すのを待つかというと、その方が滑らかな発進ができるからです。

アクセルを踏んで発進してしまうと、程度にもよりますがショックがかかります。
止まっている車を強い力(アクセル)を使って動かそうとすると、どうしても負荷がかかってしまうのです。
そこで、弱い力(クリープ現象)を利用して車体を動かし、そこからアクセルを使って加速することで滑らかな発進ができるのです。

車の運転が下手だと感じる原因の多くに、発進停止が下手だということが挙げられます。
クリープ現象を利用することを意識することでかなり運転が上手くなることでしょう。

運転の下手な人の特徴 続いては、

車間距離を詰めている

昨今あおり運転などが注目を集めていますが、そこでも大切になってくる車間距離。
詰めているつもりはなくても、知らないうちに詰めていること結構多かったりします。

さて、ここで○×クイズです!

Q:走行中の車間距離はなるべく一定にする

答えは…… × です!!
(×ばっかりじゃん←)

走行中の車間距離は一定ではなくて良いんです。というか一定じゃない方が良いです。

車間距離を一定にしようとすると、前の車と動きを合わせる必要があります。
前の車が減速したら、自分も減速する。
前の車が加速したら、自分も加速する。
当然のような気もしますが、これはしてはいけません。

前の車の運転手がとても上手いひとだったら同じ動きをしても良いかもしれませんが、残念ながらそうではないことが多いです。

もし前を走っている車が、ブレーキの使い方について説明をした際の
”走行中交差点にさしかかって、既に赤信号が見えている状況なのでブレーキを踏んで止まる。”
タイプの人だとしたら、同じように赤信号でブレーキを踏んで止まらなければなりません。
これではショックも大きいですし、ブレーキパッドも減ってしまいます。

赤信号にさしかかったら前の車が減速していなくても、自分はアクセルを離して減速すればいいんです。つまり、車間距離が離れてもいいんです。

赤信号だけでなくカーブや直線でも同じで、人や車によって走り方は変わってくるので、車間距離は一定でなくて良いと考えるのが大切です。

前の車に追いつこうと加速する人も多いですが、これも誤りで、追いつくために加速するには燃料を消費します。
やっと追いついたら、今度はアクセルを離して減速したりブレーキを踏んだりしなくてはなりません。
加速や減速を繰り返すことは非常に燃費の悪い走行なので注意しましょう!

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運転の下手な人の特徴 続いては、

前の車だけに注意が向いている

これも車の運転が下手な人と上手い人の大きな違いです。

では問題!



Q:車を運転するときは前の車だけに注意していてはいけない

答えは…… ○ です!!
(やっと○がきた!)

ではどこに注意することが必要なのか?

横、後ろの車などに注意するはもちろん大切ですが、何より注意してもらいたいのは前の車のもう1台前の車です!

赤信号で停止している際に、信号が青に変わって前の車が動き出したので動き出す。実はこれでは1テンポ遅いんです。
停車していると前の車のガラスからもう1台前の車のバックライトが見えます。
ブレーキを踏んでいる際は赤く光っていますが、ブレーキを離すと光が消えます。
その車は動き出すということなので、そのタイミングでアクセルを離して発進して大丈夫です。

前の車ではなく、もう1台前の車を見ることでスムーズな走行が可能になります!

運転の下手な人の特徴 続いては、

次に起こることが予測できていない

5つ目はさっそく問題に入ります、

Q:走行中交差点にさしかかって、既に赤信号が見えている状況なのでブレーキを踏んで止まる。

「なんだ、1番最初の問題と同じじゃないか。アクセルを離して減速してからブレーキを踏むから、答えは × でしょ?」と思った方!

半分正解です!

しかし、赤信号にさしかかったとき、その信号だけを見ていては次に起こることが予測できません。
このとき、左ないしは右の青になっている信号機を見る必要があります。

下の図のような考えができます↓

絵が下手で申し訳ありませんが、結果として目の前の赤信号がもう少しで青信号に変わるという予測がつきます。
そうであれば、信号の手前で早めに減速をしておき、停止せずに青信号になってから再度加速をすれば良いのです。

こうすることの利点は、車にしても何にしても止まっているものを動かそうとするときはエネルギーを1番使います。停止してしまうと再度動き出すときに燃料をたくさん使わなければなりません。早めに減速し、少しでも動いている状態であれば加速するエネルギーは少なくなります。
このように、予測をすることで燃費性のを向上させることもできるのです。

また、信号だけでなく運転するうえで予測をすることで、事故の確率を下げることもできます。

見通しの悪い路地から、人が飛び出してくるかもしれない など、予測をしながら運転をすれば事故の確率を下げ、安全に上手な運転をすることができるでしょう。

運転の下手な人は何も考えずに運転していることが多いと言います。少しの予測など頭を使うことで運転は上手くなり、安全に行うことができるので是非意識してみましょう!

さいごに

いかがでしたでしょうか?
意外と意識できていなかったこともあるかもしれません。
今回の特徴すべてをしっかりと注意して、運転が下手で危ない状態から上手で安全な状態にしていきましょう。

もちろん、ケースバイケースでその状況にあった判断をすることが1番大切ですが、普段何も考えずに運転しているという人は是非意識してみてください。

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