ハンモックってどんなイメージがありますか?
キャンプやリゾート地以外にも、家庭での利用も増えているハンモックですが、
寝方が原因で体に悪い影響が出ている方も少なくないようです。
ハンモックでのリラックスタイムや昼寝など、短時間の利用であれば体への影響も少ないですが、
ベッド替わりに使用したり、キャンプでハンモック泊をしたりとじっくり睡眠を取るには正しい寝方を知ることが大切です!
それではさっそく説明していきましょう!!

ハンモックの体に悪い寝方と正しい寝方
ハンモックの寝方については、一般的なイメージと違うと感じる人もいますが、下記の通りになっています↓
ハンモックの体に悪い寝方
まず、体に悪いハンモックの寝方をご紹介します!

このように、一般的によく見られるハンモックに対して縦に寝るという寝方
実は体に悪い寝方なんです。
縦に寝てしまうと、背中・腰のカーブが急になってしまうので体に悪い寝方となり、腰痛や痛みの原因となってしまいます…。
私自身も今までイメージしていた寝方が体に悪いと知って驚きました。
中南米で多く使われているハンモックですが、現地の方たちもこの寝方ではなく正しい寝方をしているとのこと、
それではハンモックの正しい寝方を説明していきます!
ハンモックの正しい寝方
気になるハンモックの正しい寝方ですが、2パターンあります!
斜めのり
ハンモックに対して、斜めに乗る寝方です。

これがかなり一般的に行いやすい寝方になっています!
斜めに寝ることで、背中・腰のカーブがゆるやかになるので負担が減ります。
さらに、ゆれに対しても縦のりの時と同じように感じることができるので、ハンモックのゆれを楽しめる寝方になっています!
一般的なサイズや、キャンプでのハンモック泊においてもこの寝方が推奨されているので間違いないと思います。
私自身もこの寝方をするようになってから腰の痛みなどを感じなくなりました!!
十字のり(横のり)
続いての正しい寝方はこちらです、

十字のり(横のり)と呼ばれたりしますが、こちらも負担が少ない寝方になっています!
先ほどと同様に、カーブがゆるやかなので背中・腰への負担が少なく正しい寝方です。
実際に、ハンモックの本場であるメキシコ・ブラジルといった中南米でも多く行われているので安心です。
ちなみに、「ハンモックって落ちたりしないの?」と心配される方もいらっしゃると思いますが、正しい使い方をすれば落ちることはありません!
まず、ハンモックに乗る際は足からではなく、お尻から座るように乗ります。
その頭側の布で頭を軽く覆うように身を預け、足もハンモックに入れます。
頭側を布で軽く覆うのは非常に大切な方法で、これをすることで後ろへの転倒を防止します!
せっかくの楽しい気持ちを怪我で台無しにしないためにも、正しい乗り方もマスターしましょう!
ハンモックで体に悪い寝方をしないためには、サイズ選びが大切!
体に悪い寝方をしないためには、ハンモックのサイズ選びも大切になってきます!
先ほどの正しい寝方、
斜めのり と 十字のり(横のり)を行うためにはある程度の大きさがあるハンモックを選ぶのが良いでしょう!
縦のりをする場合であれば、肩幅よりも少し大きければ体が入ります。
しかし、斜めのりをするとなると肩幅よりもかなり大きさが無ければ角度を付けることができません。
十字のり(横のり)を行うためには、足の先から頭の先まで入れる必要がありますので、身長よりも余裕を持った幅を選ぶのが良いでしょう。
このように、正しい寝方をするためにはサイズ選びが大切になってきます!
購入する際は、一人用のシングルサイズよりも二人用のダブルサイズを選ぶ方がサイズにゆとりがあるのでオススメです!
ちなみに自宅や、ピクニック用なら木や支柱が無くても設営できる自立式ハンモックがオススメです!
上記のハンモック、ビブレ(Vivere)は少し値段が張りますが自宅用などである程度長期使用する場合は、耐久性・耐荷重に優れているので非常におすすめです!
カラーバリエーションも非常に多く、記事や網目にもこだわっています。
ダブルサイズを選べば、正しい寝方も行いやすいので良いですね!
ハンモック選びについて詳しく知りたい方はこちらの記事もオススメです!
キャンプやアウトドアで利用する場合は、穴が開いたりどうしても消耗品になってしまうのでなるべく安めのモデルを買うのも良いかもしれません。
上記のモデルは、先ほどとは異なり自立式ではありません。
しかしキャンプなど野外でする場合には、木や車を利用してハンモックを張ることができますので、自立式でなくとも問題ありません。
自立用のバーが無いので、値段も非常に安価になっています。
パラシュート生地が使われ耐久性・耐荷重に優れていながら、木とハンモックをつなぐための専用ベルトやカラビナが付属しているので、これだけでハンモックを張ることができます!
家にハンモックを張れる支柱や、フックのある方はこのタイプでも良いかもしれません!
ちなみに、キャンプやアウトドアを虫の出る季節に行う方や、ハンモックで寝たいという方には、蚊帳のついたタイプもあるのでオススメです!
ハンモックで正しい寝方をすることで様々なメリットが!
ハンモックで正しい寝方をすることで様々なメリットがあります!
ハンモックのゆれでリラックス効果
ハンモックの一番の特徴と言えば、皆さんもよく知っている ゆれ です!
使ってみると本当にわかるんですが、気持ちの良いゆれがリラックス効果を与えてくれます。
長時間利用していても、なぜか飽きないので素晴らしいリラックスタイムになると思います!
丁度よい加減でゆれてくれるので、読書をしたりスマホをいじったりと何か作業をしている場合でも気にならないです。
私自身、ハンモックの上で読書をするのが大好きで、心地の良いゆれを感じながら読書をする時間がたまらなく幸せです!
腰への負担が軽減される
正しい寝方をすることで、実は腰への負担も軽減されるんです!
マットレスなどは、どうしても長期間利用していると背中やお尻といった重さのかかる位置のスプリングなどがへたってしまいます。
適正な反発がなくなってしまうことで、体に悪い影響が出てしまうことが少なからずあります。
ハンモックであれば、体に接する面が大きく負担が分散されます。
腰痛に悩んでいた方でハンモックを利用するようになって、腰痛が解消したり楽になるという方も少なくないようです。
ハンモックの場合は、ベッドやふとんと異なり寝返りをうつことができません。
ベッドなどは体の一部を点で支えるため、同じ姿勢を続けていると体へ負担がかかるので寝返りは必須です。
ところが、ハンモックは体に接する面が大きいため、負担が分散されるので寝返り無しでも快適に寝ることができるんです!
正しい寝方をすることで腰にも優しいというのは非常にメリットなのではないでしょうか?
通気性が非常に良いので涼しく快適
ハンモックが中南米で多く利用されているのには、通気性の良さというのも間違いなく理由の一つです。
背中部分が地面と離れているので、熱がこもらず涼しく快適です!
普通なら寝苦しい夏場でも、背中に熱がこもらないだけで驚くほど快適に眠ることができます。
夏場にはひんやり寝具などが登場しますが、もっと簡単に対策できるのがハンモックなのではないでしょうか?
ちなみに、冬場は普通よりも寒く感じてしまいます。
屋内であれば背中に毛布をひいて、その上に寝るのが一番行いやすいと思います。
キャンプなど屋外でも冬場のハンモック泊というのは人気があります!
先ほどの方法では限界もあるので、アンダーブランケットというアイテムが一般的になります。
ハンモックの外側に取り付けるダウンのようなものですが、これがあると本当に暖かく眠ることができます!
背中に毛布やダウンをひいてその上に寝ると、体重でつぶれてしまい空気の層がなくなります。
じつはこの空気の層が暖かさを作り出しているので、
外側に取り付けることで、体重でつぶれることなくフワフワとして空気を貯めこみます。
アンダーブランケットを利用することで、雪の中でもハンモックを行うことができたりするので非常に良いアイテムです!
もちろん屋内で利用すれば、厚着をせずに過ごすこともできるのでオススメです!
非日常を味わえ、来客も喜ぶこと間違いなし!
ハンモックを持っている家庭というのは、そこまで多くはないと思います。
つまり、非日常を味わうことができるんです!
来客の方も喜ぶこと間違いなし。子供も大人も楽しめ、リラックスできるのがハンモックなんです!
実際に私の友人も、ハンモックを使ったことのない方ばかりで、正しい寝方も知りませんでした。
寝方や設営方法を教えて、実際に使ってみると誰もが喜んでいました!
非日常を味わえるので非常にワクワクし、満足度も高いのがハンモックです!
寝方を知ることでハンモックはもっと楽しくなる!
いかがでしたでしょうか?
意外と奥の深いハンモックの、正しい寝方やメリットについてご紹介しました。
アウトドアだけでなく、自宅でも簡単に使うことができるので是非ハンモックデビューしてみてください!
皆さんの良いハンモックライフを祈っております!
ご覧いただきありがとうございました!