キャンプに来たのに雨で焚き火ができない…
突然の雨で大人しくタープやテントの下で過ごすことに…
キャンプの楽しみの中に焚き火が含まれている方は多いのではないでしょうか?
私自身は焚き火をするためにキャンプに行っているので、焚き火のできないキャンプは想像したくありません
雨が降ってしまうと焚き火ができないと思われる方も少なくないと思います
しかし、ちょっとしたポイントを押さえておけば雨の中でも焚き火を楽しむことができます!
今回はそんな焚き火好きに向けて雨の中焚き火を楽しむためのポイントをご紹介していこうと思います
この記事を読めば雨でも気兼ねなく癒しの時間を過ごすことができますので是非ご覧ください!
難燃性タープ を使って雨の中焚き火を楽しむ
難燃性タープ というタープはご存知でしょうか?
その名の通り燃えにくい素材で作られているタープのことです
雨の中焚き火をタープの下で行う場合に気をつけなければならないのは、火の粉などでタープに穴が開いてしまう危険性です
一般的なタープはポリエステル生地で作られていることが多いです
ポリエステル生地は軽量かつ撥水性が高いのが特徴ですが、火には弱いのですぐに穴が空いてしまいます
難燃性タープ は火に強いコットン生地で作られているので、多少の火の粉で穴が空くことはありません
コットン生地だけでタープを作ると重く撥水しにくいため、コットン生地とポリエステル生地を合わせたポリコットン(TC素材)生地というものが多く採用されています
ポリエステルの軽量性や撥水性をうまく取り入れながら、燃えにくいので焚き火との組み合わせは最高です!
様々なアウトドアブランドからポリコットン性のタープが発売されています
tent-Mark DESIGNS (テンマクデザイン)TCシリーズ
「焚き火」と「食」を軸に日本のアウトドア業界を活発にしているテンマクデザインもTC素材のタープを発売しています
名称にも焚き火と入っていることから、焚き火を楽しみたいひとにむけて作られていることが感じられます
TC素材によって穴が空きにくいので、タープの近くで焚き火を楽しむことが可能です!
NORDISK (ノルディスク)Kariシリーズ
おしゃれキャンプの代名詞とも言われているNORDISK (ノルディスク)はコットン生地のテントやタープが非常に人気です!
他のブランドと比較して価格がネックになりますが、生地の素材感や厚みが非常に信頼できます
女性キャンパーからも人気が高いので、おしゃれなキャンプやインスタ映えを狙うのであれば取り入れたいアイテムです
TATONKA(タトンカ)TCシリーズ
TC素材のタープ といえばTATONKA(タトンカ)と言われるくらい確かな信頼性を持ったタープ です
全てのタープがTC素材で作られており、価格も比較的安価なので持っているというキャンパーも多いのではないでしょうか?
サイズや形状も豊富なので、スタイルや人数に合わせて選ぶことができます!
スパッタシートでも雨の中で焚き火を楽しめる
難燃性タープ のメリットについては分かったけど、新しくタープ を買うのはなぁと思われている方に朗報です!
タープを買うよりも簡単に、さらに安く雨の日の焚き火を楽しむ方法があります
それがスパッタシートです!
スパッタシートとは溶接など発生する火花などを防ぐために使用される難燃性のシートのことです
スパッタシートをタープ下に設置することで焚き火の際に発生する火の粉からタープを守ってくれるのに役立ちます!
ポリエステルタイプのタープをお使いの方でも、火の粉が飛ぶ可能性のある範囲にスパッタシートを設置すればタープ 下での焚き火が可能になります
スパッタシートはナフコやコーナンといったホームセンターで手に入りますし、価格も非常に安いので気軽に試すことができます
ネット通販でも購入することが可能ですので新しく難燃性タープ を購入するのはちょっと…といった方に非常にオススメです!
難燃性タープ を使っていても、穴が空かないわけではないのでスパッタシートを使うことで大切なタープを火の粉から守ることができます
タープ下で焚き火を楽しみたい方は全員1枚持っておきたいアイテムですね
タープ下に設置する際はハトメを利用してパラコードでポールと繋いでも良いですし、磁石でタープとくっつける方法もあります
タープとスパッタシートを重ねた状態で磁石で挟めば簡単に設置することができます!
設置後の移動もしやすいので非常にオススメの設置方法です
多少の雨なら火力でカバー
タープ 下で焚き火をすると火の粉も気になりますが、タープの汚れも気になるかもしれません
煙の匂いがタープについたり、煤でタープ が汚れることもあります
多少の雨ならタープ下ではなくても焚き火を楽しむことはできます
雨が降っている中で焚き火を楽しむ際は注意点が少しありますので、ご紹介していこうと思います!
着火する際は雨を避けて行う
着火する際は一番気を使わなければなりません
もし着火剤や薪が雨で濡れてしまった場合は着火するのが難しくなってしまいます
なるべく、着火する際はタープ下など雨を防ぐことのできる場所で作業を行うようにしましょう!
薪は雨に濡らさず乾いた状態を保つ
薪が雨で湿ってしまうと、焚き火にくべた際に火付きが悪くなってしまいます
必ず薪はタープしたなどの雨が当たらない場所で保管するようにしましょう
地面を伝って染みてしまうこともありますので、地面から離すか何かの上に置いて防ぐようにしましょう
焚き火中は火力を上げて保つ
火が無事に着いたら、なるべく火力を維持しながら焚き火を楽しむようにしましょう!
火力が弱いと雨に負けて火が消えてしまう可能性がありますので、なるべく高い火力を維持するようにしましょう
とろ火になってきたらタープ 下に移動して楽しむのも良いです
上質な薪を選ぶ
薪の質にもこだわると焚き火をした際に爆ぜにくいのでオススメです!
ホームセンターなどで手に入る安い薪は乾燥がイマイチだったりして爆ぜることが良くあります
爆ぜてしまうと火の粉が広がってしまいタープなどに穴が開いてしまう可能性があります
上質な薪はしっかりと乾燥されていて爆ぜにくいので、安心して焚き火をしたいという方は薪にもこだわってみると良いかもしれません!
薪ストーブという選択肢
焚き火とは少し趣向が変わってしまいますが、火を楽しむという意味では薪ストーブも非常にオススメです!
ガラス窓のついたタイプであれば薪が燃えていく様子をじっくりとみることができます
焚き火は好きだけど煙が苦手という方は薪ストーブであれば煙は煙突を通って出るので暖かさだけを味わうことができます
寒さの厳しい冬場や、風が強く焚き火では危険な場合には非常に役立ちます
自分のスタイルに合わせて取り入れてみるのも良いかもしれません
別売のガラス窓を付ければ中を見ることもできます
ポイントを抑えて雨の日でも焚き火を楽しもう!
天候によらずキャンプで焚き火は楽しみたいですよね!
今回ご紹介したポイントを抑えて雨の日の焚き火を安全に楽しみましょう
雨の日のキャンプの楽しみ方は他にも詳しく紹介していますので是非チェックしてみてください!
雨のキャンプを最大限楽しむ5つの工夫〜間違いなく雨の日に出かけたくなる〜
こちらのブログではキャンプに関する記事やライフスタイルに関する記事をアップしていますので是非ご覧ください